プラズマ療法普及会

行動体力とは何か

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2024年04月23日

今回は『行動体力』について詳しくお話ししていきたいと思います。

『行動体力』と一言で言っても、実は2つの側面があります。
ひとつは『形態』、もうひとつは『機能』です。

まず、『形態』とは何を指すのでしょうか。
身体的な外見や体格を指します。これは身長や体重、そして最近では体格指数(BMI)や体脂肪率、肩幅や胸囲、腹囲などの測定が含まれます。
また、姿勢も形態の一部であり、猫背などの姿勢の良し悪しも重要です。

次に『機能』です。
これはおそらく体力という言葉に一番馴染みがある部分でしょう。
学生時代のスポーツテストで測定される項目がこれに当たります。

例えば、筋力や瞬発力、持久力、敏捷性などが該当します。
筋力を測るための握力や背筋力、瞬発力を測る立ち幅跳びやボール投げなどがあります。
持久力は筋持久力と全身持久力に分けられ、それぞれ上体起こしやシャトルラン、12分間走などで測定されます。
敏捷性は反復横跳び、スピードは50m走などで測られます。また、柔軟性を測る長座体前屈なども重要な項目です。

さらに、協応性や平衡性、巧緻性などの要素もありますが、これらは一般的にはスポーツテストで測定されることは少ないです。
しかし、体のバランスやコーディネーションをテストする場面もあります。

次回以降は、形態に関する『体格』についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。
お楽しみに。