プラズマ療法普及会

夏は太るワナがいっぱい

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2024年09月04日

 

今日は、「夏は太るワナがいっぱい!」というテーマでお話しします。一見すると夏は痩せやすい季節に思えますが、実はそうでもないんです。
今回は、夏に潜む「太るワナ」について詳しくお伝えします。

1.汗のカラクリ:痩せると思いきや…

暑い日にはたくさん汗をかくので、「痩せたかも?」と感じることがありますよね。
でも実は、汗をかいたからといって痩せるわけではないんです。

汗をかくことの主な目的は、体温を調節すること。特に暑い日にかく汗は、体を冷やすためのものであって、カロリー消費が伴わないのです。
そのため、体重が減ってもそれは水分が抜けただけで、すぐに元に戻ってしまいます。

さらに、汗をかくときには水分とともにビタミンB群も失われます。ビタミンB群は脂肪の代謝に重要な役割を果たしているため、これが不足すると脂肪が燃焼しにくくなり、結果的に脂肪が蓄積されやすくなります。これが「夏にかく汗のワナ」です。

2. そうめんの罠:見た目に惑わされないで!

暑いときには冷たい食べ物が恋しくなりますよね。
夏の定番メニューである「そうめん」もその一つ。
しかし、そうめんには意外とカロリーがあります。茹でたそうめん100gで約300kcalあり、2束食べれば600kcalを超えてしまいます。

また、そうめんはつるっと食べやすいので、つい食べ過ぎてしまいがちです。そして噛むことが少ないため、満腹感が得られにくく、次の食事も普通に食べてしまうことが多いのです。
これが「そうめんのワナ」。気をつけて食べ過ぎないようにしましょう。

3. クーラーの罠:自律神経の乱れが太る原因に

夏の暑さから逃れるために、エアコンの効いた室内で過ごすことが増えます。しかし、外と室内の温度差が大きくなると、体はその温度差に対応するために頻繁に体温調節を行い、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れると基礎代謝が低下し、消費エネルギーが減少してしまいます。これが「クーラーのワナ」です。

4. 夏の運動不足:動きたくないから太る

暑いと、外での運動はつらいですよね。その結果、運動量が減り、消費カロリーも減少します。特に運動をしない日常生活の中では、さらにカロリー消費が少なくなりがちです。これもまた、夏に太りやすい原因の一つです。

5.夏の太るワナを回避するには

では、どうすれば「夏に太りにくい生活」を送れるのでしょうか?まずは、失ったビタミンB群やミネラルをしっかり補給することが大切です。汗をかいた後は、水分だけでなく、ビタミンやミネラルを含む飲み物を摂るようにしましょう。また、食事はバランス良く、冷たいものだけでなく、温かい食事も取り入れることが重要です。

さらに、日常の中で無理のない範囲で運動を取り入れることも有効です。例えば、エレベーターではなく階段を使う、少し遠くのスーパーまで歩くなど、小さな運動の積み重ねがカロリー消費に繋がります。運動不足が気になる場合は、家の中で簡単なストレッチや筋トレをするのも良いでしょう。

最後に、夏の飲み物選びにも注意が必要です。糖分の多いジュースやアルコールはカロリーが高く、体重増加の原因となります。水やお茶、特に夏は麦茶などの無糖飲料を選ぶようにしましょう。

まとめ

夏には、汗をかくことで痩せた気分になったり、冷たい食べ物でカロリーを摂りすぎたり、エアコンで自律神経を乱したりと、さまざまな「太るワナ」が潜んでいます。しかし、これらの罠を意識しながら、適切な水分補給と食事のバランス、そして無理のない運動を心がけることで、健康的な夏を過ごすことができます。

今日は、「夏は太るワナがいっぱい!」というテーマでお話ししました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。ありがとうございました。